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目からくろこだいる

確か初めて聴いたのが中二か中三なので、かれこれ5年越しの勘違い。
aikoの「愛の病」という曲があって、こんな歌詞

この中の「もう離しはしないと約束しなくてもいいから」って箇所を、ず~~~~っと『もう「話」はしないと…』だと思っていた。

なんで恋人に話しかけられたくないの?
いや、違うよ。
ああ、そうか、彼と仲の良い女の子がいたりして、彼がその子と話すのがいやなのか。

あの子と話したりしないで、なんて言わないから。そばにいてくれたらいいからっ!

なるほどー、複雑な乙女心やね~。


と、若干の疑問を抱きつつも感心したりしていました。


なんという曲解。
そうかー、離さない、なんて発想なかったよー。


勘違いと言えばもう一つ。
高校の国語の授業で短歌を紹介されて、まあ俵万智がメインでほかにも現代短歌がいくつか。
で、有名なこの歌も。


日本脱出したし 皇帝ペンギンも皇帝ペンギン飼育係りも  塚本邦雄


塚本邦雄がどんな歌人かも知らず、口語短歌の中に混じっていたので、「したし」を取り違えたのですな。
ご飯食べたし歯磨きしたし、もう寝よう。の、「したし」に。

日本ももう脱出しちゃったし、皇帝ペンギンなんか関係ないよ。飼育係もね。

って意味だと思ってました。日本脱出=皇帝…からの脱出という図式で捉えていたのですね。

あながち間違いと言い切れない感もある…のだろうか。


とはいえ、皇帝ペンギンという語の持つ破壊力は十分この歌に出会った人を惹きつけるに足るものでしょう。


国語の授業で詩歌の解釈、というか「正しい」意味、読みを求めちゃいけないと思う。
だからみんな詩は難しいとか高尚とか、そんな理由で遠ざける。
好きか嫌いか、面白いと思うか否か、あとになってふと思い出すか否か、でしょう。
5回ずつ音読して終わり、の方がよっぽどまともだと思う。

で、好きになったらもっとつっこんで細かく探っていけばいいだけの話。好きでもないのにやたらちまちまネチネチした解釈したらうっとうしい。


これ、クラシック音楽についても割とおなじことが言えると思う。


えっと、なんの話だっけ。
ただの個人的な雑感なので、あしからず。
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