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私には私の気持ちがあるよ

 あきちゃんは長い間病気と闘っていた。私は途中から関われなくなり、彼女と縁を切った。最後にしゃべったのは数年前、電話で「泊めて! 家が暗いのがこわいの!」と言っていた。泊めてもよかったがそうなると彼女は家に住みついてしまう。(中略)
 私は「私には私の気持ちがあり、私の暮らしがあるよ。私は大丈夫そうに見えても、あきちゃんと同じでぎりぎりで生きている人間だから、いつも泊めてあげることはできないよ。ねえあきちゃん、私の気持ちはどうなるの?私にも今夜したいことがあるかもしれないでしょう」と真剣に言った。あきちゃんはわかってくれた。
(よしもとばなな『愛しの陽子さん』新潮文庫、p.269)



言う側と言われる側の両方について、似たような立場は経験したが、こんなに冷静かつ真摯にやり取りできる気がしない。これって、ものすごい信頼関係が土台にあるから、そして互いの人生の経験値(というとなんだか安っぽく聞こえるが)があるから、できるやり取りなのだと思う。

私には私の気持ちがあり、あなたにはあなたの気持ちがある。
そのバランスは当人同士で取るしかないのだ。いくら面倒でも、近しくありたい人とならば。

甘えとか依存とか、頼るとか頼られるとかは、すごく繊細なことだと思い知る。
けれど大人になるほど、つまり無条件に頼れる人がいなくなるほど、避けられなくなる道なのだ。



昨日は楽団の入団確定日で、新入生がたくさん来てくれた。感謝。
バスクラにも女の子が入ってくれて嬉しい。
最近は楽器を吹くことに関してモチベーションを保てずに悩んでいたのだけれど、後輩ができた途端に少しやる気が増すのは現金だなあと思う。
とは言え、これから楽しみだ。

下の子が入ってくると自分の加齢(笑)を嘆く人が周りにたくさんいるが、僕はまったくそうならない。
だって、20歳って、若いよ?18歳と特に変わらないよ?少なくとも世間的・客観的には。

最近つくづく自分は社会的に甘えているのだと感じる。自分を取り巻き、保護してくれる大きな意味でのシステム(家族なんかも含めて)の恩恵を受けっぱなしだ。
自覚したからといって、すぐに現状が変わるわけでもなく、大学を辞めて就職しだすのが自分にとって良い選択肢とも思えない。

今はそういうことにぐらぐらする時期なのだ、という認識もまた甘えなのだろうか。
ともかく、できることは限られているので、その中で真面目にぐらついてやろう。
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