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ゆびさきがもどった

 この人の感情を害することなしに、わたしの知っているわずかなフランス語の単語でもって、あなたの美しいお国はわたしたち亡命者にとっては砂漠でしかないのだと、いったいどうすれば説明できるのか。この砂漠を歩き切ってわたしたちは「統合」とか「同化」とか呼ばれるところまで到達しなければならないのだ。当時、わたしはまだ、幾人もの仲間が永久にそこまで到達できぬことになろうとは知らなかった。
 (アゴタ・クリストフ/堀茂樹訳『文盲』白水社、2006年、p.63)



 来年の目標は「五感をめいっぱい使う」「粘って勝つ」「執拗に読みまた書く」です。
 ことしはほんとうにほんとうにいろいろありすぎたので除夜の鐘をききながらだばーっと振り返ってみます。
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あたらしい神様

 明日は母が早番なので、明日のお昼のパンを買いに出た。夜の10時を回っている。人もまばらなイオンの食品売り場で惣菜パンと菓子パンをあわせて4個(自分の分と父の分)買う。戻ると母がお風呂からちょうど上がったところで、妹(夏休み中だが明日も学校で勉強)のぶんも買ってきてと言われる。あと牛乳ももうない。牛乳がない気はちょっとしてた。朝の紅茶(平日はティーバッグ)に牛乳が注げないとものたりなくていやなのでもういちどイオンへ。歩きながら口ずさむのはこのごろだいぜっさんヘビーローテーション中の大森靖子「君と映画」である。
 

 君がコンビニまでの道 何度私を振り返った
 私の幸せ



 っていうくだりで涙が出そうになる。なったんですよ。




 ……っていうここまでを先週くらいに下書きしてあってほんとうはこのあともせいぞん報告がてらぐだぐだといろいろ続けて書こうと思ったのだけど読み返したらもう付け加えることないなってさとったのでここまでで投稿します。あ、金魚ファーラウェイという同人誌をつくりました。よろしくね。それだけ。また明日。

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呪いだった

あの告白は
彼女にとっても 呪いの言葉だった
 (志村貴子『青い花』8巻 p.147-148)



 11月末がすごく年末っぽく思えて、もうすでに年末年始分のそわそわは体感したかなっていう風な今日このごろですので、いまのうちに今年を雑に振り返ります。今年は呪いについてたくさん考えました。あと声について。

12月 キンモクセイ『13月のバラード』ばかり聞いている。熊野寮祭の京都駅大階段グリコに遭遇する。素晴しい物を見た。(詳しくは別の場所に書きます。)保育士試験の合格通知が届く。
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記憶と時間とふたたびくらげ

 しかし、写真の解読のコードを一応身につけているわれわれでも、例えば星座を見る場合は、隣接する二つの星が実は地球からの距離が気の遠くなるほどたがいに異なるといったことは、ふつう考えてもみない。宇宙空間を駆けめぐっている異星人がいたら、これはきわめて「原始的」な思考と判断するであろう。
  (池上嘉彦『記号論への招待』1984,岩波新書 p.138)



 高校を卒業して、まだ3年くらいしか経っていない気がする。記憶が経験から遊離してしまった感じ。経験は時間の直線または平面上にマッピングできる。はずなのだけれど、それがどんどんできなくなっていった。できごとや景色や感情は憶えている、というより「あった」となんとなく確信できるのに、それぞれが独立していて相互の位置関係がわからない。距離感もまるでちぐはぐなのだ。

 、東京へ行く夜行バスに乗ろうと京都駅を通ったときに見た、くらげの水槽を思い出す。
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祇園クロール

王宮は星の隠れ家(が) 王ねむり衛兵ねむる夜半(よは)にうたげす  水原紫苑『あかるたへ』



 実は、ちゃんと賑わうメインのときにちゃんと見に行ったことのなかった祇園祭に、とうとうちゃんと行ってきた。宵宵山だった。
 どのくらいちゃんと見に行ったかというと、歌会のあとに連れ立って行き、出町柳から京阪電車で行き、屋台のものを食べたりするくらい。屋台のものを食べたのってとても久しぶりで、2年くらい前にわたあめの短歌を作った記憶が一番近い記憶なのだった。でも歌の中なのでもちろん実際に食べたのではない。屋台は前(さき)の世のものです、と言っても差し支えないくらい遠いのだった。過去世というと、かなり前まで遡ると、海だったはずである。それも海浜ではなく海中。僕に前世が存在したかどうかはあまり関係なくて、あったとしたらの話ね。とにかく前世といえば海中っていうのは定番だ。カイチュー時計というのもあることだし。真面目だよ。
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